皮膚科での大人にきび治療
大人にきび(ニキビ)ができても、放っておいて治る場合もあります。
しかし、放置した大人にきびが悪化すると熱を帯び腫れ上がったり、内部で膿んで化膿するというケースがあります。
例えば、少し身体が疲れていたり、不規則な生活が続いていたりして、大人にきびができてしまったとき、それは一時的なものに過ぎません。
不規則な生活が続いていても、身体が健康であればいつも通りの生活に戻れば治ってしまいます。
初期段階のものであれば洗顔やスキンケアなどに気をつかうことで、自分で治すことも可能です。
しかしながら大人にきびが慢性化したり、ひどくなったりという場合は皮膚科の専門医の診察を受けたほうがよいでしょう。
自己診察から大人にきびを考える場合
顔や体に大人にきびや吹き出物が出始めたと共に、便秘や下痢がひどい時や、胃腸の痛みや胸焼け、顔がむくむなどの自覚症状があり、内臓に原因があると思われる場合は、まずは内科で受診すべきです。
多くの大人にきびは身体の内側の不調が起因している場合が多く、内科的療法で対応できることが多いからです。
しかし、内臓の不調が治っても大人にきびがでるようであれば、皮膚科に行って診察をうけましょう。
大人にきびに痛みがあったり化膿している場合、跡が残ったりシミがついたりしますので、早めの受診と治療が必要です。
皮膚科での大人にきび治療法
次に皮膚科では、どのような治療が行われるのか述べていきます。
皮膚科では、保険適用の範囲内であれば、抗生物質やビタミン剤、漢方薬などの飲み薬に、抗菌剤や抗炎症剤などの塗り薬を併用した治療法が基本となります。
軽度のものや急性のものであれば、この範囲で充分治療できるはずです。
左の画像の薬は美容皮膚科で私が最近処方された飲み薬と、塗り薬です。
左の錠剤はロキシマイン。
マクロライド系抗生物質で、リボゾームに作用して蛋白合成を阻害し、細菌の増えるのを抑え、感染症を治療します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。
左の画像上側のチューブ薬、ダラシンTは透明のゲル状塗り薬で、にきびを悪化させるニキビ菌(アクネ桿菌)やブドウ球菌などの細菌を殺菌します。
菌がいなくなれば、当然赤みや腫れもひいてきます。
主成分のクリンダマイシンは、リンコマイシン系の抗生物質です。
細菌のたんぱく質合成を阻害することで、抗菌力を発揮します。
その下はナジロキサンクリーム。
こちらもアクネ菌やブドウ球菌属に対して殺菌的に働いて炎症を抑え、にきびの炎症(化膿性炎症を伴うもの)を治療するクリームです。
にきびやおでき、とびひなどの皮膚感染症の治療に使用されます。
これらの塗り薬は乾燥を引き起こしますので、過度な塗布は控える必要があります。
これらの薬を服用、もしくは継続して塗布をしているものの長期間に亘って鎮静しない場合や、すぐに治したい時、あるいは治療跡やシミを残したくないと言う場合は、薬品を使用するメディカルピーリングやレーザーピーリングといった皮膚腺を焼いたり除去したりすることでにきびをなくしてしまう方法もあります。
しかし、これらのメディカルピーリングやレーザーピーリング治療だと、美容的な治療となってしまい保険適用外であることが多いので、医師によく相談して治療法を選んでいくようにしましょう。
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